学生服販売店とは

 みなさま、ご無沙汰しております。お元気でしょうか?当店は何とか無事冬服を納品し、夏服もめどが立ってまいりましたので、そろそろブログを更新します。

 早速ですが今回の繁忙期の一番のニュースはやはりこちらかと思います。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dac66e68475b09268a7e8f0e1a6bcc843e188233

 他社の事なので論評しませんが明日は我が身と思います。ほとんどの学生服販売店の店主や担当が3月末~4月初旬にうなされる悪夢が現実化したと感じたと思います。

 学生服販売店とは何か?勝手ながら私の中で定義しております。他の服屋さんと違い学生服販売店として絶対厳守するのが、

 ①注文を断らない
 ②校則を守る
 ③納期を守る

です。


①注文を断らない
 学校と約束した注文期限以内に来られたお客様の注文はたとえ、サイズが切れた、規格外サイズ、障碍仕様など、対応が困難な注文も同等に必ず受注します。背景には、その学校に入学される地域のすべての人に対して販売店を許可してもらっているという認識のもと、すべての生徒に対し平等な対応をしなければなりません。

②校則を守る
 学校それぞれ独自の校則があります。販売店側の都合で対応せず、学校毎の特殊性に応じた校則をすべて網羅し、きめ細かい対応が求められます。時には注文させない(売らない)制限も必要です。

③納期を守る
  基本的には注文時にお約束した納期に必ず納めるのが前提ですが、どんなトラブルがあっても最悪でも入学式には間に合わせるのが絶対条件です。

 どれか一つでも欠けるのであれば、その学校に入学する生徒すべてに必要な商品を供給する体制が取れません。そして、複数販売店がある中で、1社だけ上記条件を満たさずほかの販売店に負担させるようであれば、その供給体制が崩れてしまうので、この条件を満たさない販売店は認めてほしくないというのが学校への希望です。正しく説明しなければ独占禁止法が禁止するカルテルにあたる為、関係各所には丁寧な説明が必要ですが、健全な競争が起こり、最終的にその学校に入学する「生徒全体」にとって最善となるようにしていきたいと思います。

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