学生服業界における海外生産について

 2023年度新入学生向けの納品状況が深刻さを増しております。そういった中で、今後の活路としてもしや、、海外生産を想定してはいませんか?

 大丈夫ですか??

  本当に大丈夫ですか???

   大丈夫だという根拠は何ですか????

    まさか消去法ではないでしょうね?????

 

ピンチをチャンスに!一発逆転・起死回生・逆転満塁ホームラン!

  

 

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

甘い幻想はやめたほうがよろしい。

 

海外生産で唯一、生産管理として成功させることができるのは

「独資の100%自社管理の有限公司を設立し、100%日本人管理者(董事長、管理部長、生産管理、品質管理)を常駐させ、現地中国人を決して信用せず、第三者機関の「日系」検品工場をかまし、縫製工員のみ中国人にさせる」事。

 

そして、

 

海外生産で唯一、ビジネスとして儲けをだすことができるのは

極力自社のリソースを消費せず、生産管理を「日式」の海側のブローカーに委託しつつ、ロット検査を「日式」の会社に全量検査させて、自社で信用状を開いてコンテナ単位で日本の物流倉庫を経由せず最終倉庫にぶちこむ事。

です。

生産管理と利益生み出す事とは真逆ですよね?当然。

某メーカーさんが独資で上海に工場を設け、上海国際貿易中心ビルに事務所構えていた時でさえ、採算合わず撤退されたと聞きますが、それから何年経っていますか?人件費はどのくらい上がったのでしょう?

以前も貼りましたが再掲します。

学生服の納期と品質を担保するレベルの生産管理では決して儲けることはできません。

まさか、

まさか、、

商社に丸投げではないでしょうね??

商社の人間は、できます!頑張ります!!

から始まります。商売受けてから考えます。お気をつけください。

 

 今、焦って、別注のロット1000枚以下(SKUは膨大)のものを、中国生産に回していませんか??

 

 中国人、、みんな嫌がってますよ。きっと。

この後ビックオーダーがくるものだと期待して待っていると思いますよ。次は万単位のオーダーが来ると思っていますよ。出せますか?大丈夫ですか??

 

そんな皆さんに、日本古来より伝来する誰もが知っている格言をお伝えします。

 

 

 

 

 

「間尺にあわない」

 

 

国内生地を暫定八条で持ち出したら簡単に戻せませんよ?

小ロットを受ける工場は品質悪いですよ。

小ロットなのに安い値段だったらタチの悪い外注工場で生産されてますよ。バレなければ平気だって。勝手に出されますよ。児童労働の工場に。

 

欧米系のブランドをライセンスで生産しているメーカーさんあったかと思いますが、工場監査受けられましたでしょう?それを逆にしに行けますか?ちゃんと適正な工場で生産されていることを保証できますか?工場監査のノウハウありますか?学校に説明できますか?小島品質(キリッ)(生産は中国。)。児童労働、強制労働してないけど品質良くて安いです!って胸を張ってプレゼンできますか?

https://www.yomiuri.co.jp/world/20210702-OYT1T50145/

学生服は海外生産をするような代物ものではないのです。大やけどしますよ。すでに火だるまでしょうけど。。よく考えて行動してください。

 

小島クォリティッ!(キリッ)(児島で作るとは言っていない)

 

あーーーー!腹が立つ!!!

 

そもそもMC取り過ぎなんだよ。自分の実力に合った受注しろって話です!

 

販売店は大変です!現場からは以上ですっ!

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