皆様、ご無沙汰しております。神奈川県は中学の受注締めが1月末もしくは2月12日で、県立高校の合格発表が2月末のため、今は最繁忙期の中の閑散期となり、今までの張り詰めた緊張状態から、少し緩んだ顔になっています。しかし、日々納品の嵐と検品、そして裾や刺繍の加工出しと、額に汗して働くことにはかわりありません。そんな最中、少し心に考える時間ができたのでしょうか。。今日起きた2つの出来事が気になりました。
1つ目は、以前からの経緯をご存じの方はおわかりでしょうが、今シーズンから本格的に併売物件の在庫リスクが販売店側に移行され、その先行備蓄分がF山T運さんによって厳かに納品されてきました。案の定、盛大に予想を外し半分以上使わない在庫となり、一部先方の手違いで未出荷であった分を得意の難癖をつけて押し戻そうとしましたが返り討ちに合いました。。呆然と在庫の山と向き合いながらこの理系のワタクシを持ってしても予想をはずすのかとしみじみうなだれました。。
もう一つは、某市の某地域の人口が大規模開発があり人口が増えていて新入学生も増えているとのこと。この少子化の時代に大変喜ばしいことではありますが、悪いことに併売校が多く、よくある、転勤や受験など様々な理由で締切を過ぎてしまってから制服を作りたいお客様を、その地域の販売店は軒並み受注を断るという暴挙に出ており(うちもその1軒)、最悪入学式に着るものがないという状況になりつつあります。昨年、一昨年の生産キャパ不足からくる納期遅れとは異なり、業界側の安全のために受注を断ることによる制服難民が発生する可能性が高まってきました。
学校としては、何よりも子供のためにアクションを取るので、今回の受注を断るという件を問題視された場合以下の二通りのことがかんがえられます。
1.馴染みの制服メーカーに相談する
2.大きな問題として教育委員会や校長会などで議論する
1の場合、今回の受注を断るという件は併売校であることが問題であり相談されたメーカーは喜々としてメーカー指定を提案するでしょう。
2の場合、更に大きな話となり、それぞれの学校単体で指定しているため何かあった場合に逃げ場がなくなるので、いっそのこと地域統一にすれば最寄りの制服店で作れなくても最悪少し遠い別の学校の最寄りの販売店でも作れリスクの分散が図れるという結論になるかもしれません。
特に学校単位のメーカー指定の場合は圧倒的に大手メーカーが有利ですが、統一制服の場合は、各ポジションごとに意見もメリットもデメリットも様々であり、メーカーも大手よりも中小メーカーのほうがメリットも大きく、業界の共通認識もまだ確立していないと思います。
そういった中で、我々販売店の置かれている状況の
○学校単位の併売校の在庫リスクを持つこと
○メーカー指定校の主導権をメーカーに持たれること
○地域統一型制服の導入で他業種参入のリスクも高まること
などを総合すると。。。
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もう辞めたほうがいいかもしれません。。。
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