兼用制服とは

 お疲れ様です。元気ですかー!?

 私は本日、某Tんぼさんからびっくりするような(悪い)お話をされてとても気分が悪いです。まあ、今まで見たいなナーナーでは成り立たない業界になってきたという事でしょう。心して臨まなければなりません。

 それはさておき、本日は短めですがふと思ったことを根拠もなく書きます。

 最近ちらほら男女兼用制服という企画や提案が出てきています。既に何校も採用されている事と思います。

 LGBTに関して否定的な思いは全くなく、むしろ10年前から弊社パンフレットにはアライマークを入れていたくらいに積極的に取り組んでいるのですが、最近の動きはいきすぎな感じを受けています。その最たる例が兼用制服です。

 実数はわかりませんが各自治体や団体が様々な方法で割合を推定していますがおおよそその母集団に対して10%前後に落ち着いています。よく言われるのが日本全国の「佐藤・鈴木・高橋・田中」さんを足した数より多いと表現され、そのような表現ですと大勢いると感じます。しかし実態はどうでしょう。そもそも、LGBとTとは分けて考えなければなりません。LGBは性的指向に対し、Tは性自認です。TとLGBの割合がわかりませんので単純に割ると2.5%になります。100人中2~3人ですね。この2~3名の為に、スカートを履きたくないF to M向けのスラックス、M to F向けのスカートは当事者に寄り添ったとても重要で必要なアイテムであると思います。たとえ数量が少なくて、実質赤字のアイテムであるとしても、公教育の必需品としての学生服として絶対に揃えなければなりません。着用するものの性別不合は避けるべきです。

 一方で、男女兼用制服(主に上衣)に関してはどうでしょうか。本来、服というのは「デザイン」と「機能」に分けて考えると、生物学上の違いで男性用、女性用という別の成り立ちがあります。生産工場もデザイナーもパターンナーも男女それぞれの形を両方できる人(工場)はいますが、基本はどちらかの(生物学上の)性別に立っているかと思います。過去から現在まで生物学上の違いに応じてパターンが出来上がっており、そこを超えて理念上の性別でパターンを同一にするというのはやってはいけません。いずれかに合わせることになると(生物学上の)いずれかの姓が不都合を伴いますし、中間に合わせることなどできません。男子のパターンに女子の合わせをする(もしくはその逆)であれば機能上のデザインの為全く問題ありません。是非とも提案するアパレルメーカーや、学校から相談を受ける販売店はそのことを認識したうえで提案をお願いします。

 当社では実際に兼用制服を販売しクレームが多数発生しています。当たり前ですよね!!

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